2021-09-17 12:14World eye

景品は麻薬王「エル・チャポ」の邸宅 特別抽せん会開催 メキシコ

【メキシコ市AFP=時事】メキシコの麻薬王「エル・チャポ」ことホアキン・グスマン受刑者が、危ういところで逮捕を逃れ脱出した邸宅が15日、政府の特別抽せん会に出された。≪写真は抽せん会の景品になったメキシコの首都メキシコ市にある「フアレス・カルテル」の指導者アマド・カリージョ・フエンテス邸宅≫
 北西部シナロア州の州都クリアカンの邸宅は、全国宝くじの景品として出品された、20件の押収資産の一つで、推定価格は18万4000ドル(約2000万円)に上る。
 当せん番号は1438619だったが、当せん者の身元は明らかにされていない。
 悪名が高い麻薬組織「シナロア・カルテル」の元最高幹部で、現在米国の刑務所で終身刑に服しているグスマン受刑者は2014年、この家の地下排水路を通って逃げたが、6日後に拘束された。
 15年には警備レベルが最も高い刑務所に送られたが、脱獄。16年に逮捕され、翌年米国に送還された。
 抽せん会にはこの他、「フアレス・カルテル」の指導者アマド・カリージョ・フエンテスが、首都メキシコ市に所有していた約380万ドル(約4億1600万円)相当の豪邸も出品された。
 中南米の大物麻薬密売人の一人とされていたフエンテスは「空の支配者」の名でも知られ、1997年に同市で整形手術中に死亡した。
 押収物件の管理を担当する当局者は抽せんの目的について、「高額の維持費がかかる厄介な物件」を「社会に目に見える形で利益をもたらすもの」に変えることだと説明した。【翻訳編集AFPBBNews】

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