2021-09-08 10:37World eye

映像カラー化でよみがえる 絶滅種「タスマニアタイガー」 豪

【シドニーAFP=時事】オーストラリアとニューギニア島にかつて生息し、絶滅したフクロオオカミ(別名:タスマニアタイガー)の飼育下の最後の個体を捉えた約90年前の映像がカラー化され、鮮やかによみがえった。≪写真は豪のフクロオオカミ<別名:タスマニアタイガー>。国立映像音声資料館<NFSA>提供の動画より≫
 約85年前に絶滅したフクロオオカミは肉食の有袋類で、姿はオオカミに似ているが、トラのようなしま模様からタスマニアタイガーとも呼ばれる。
 豪国立映像音声資料館(NFSA)は、フクロオオカミの希少な現存映像のうち最も長いもので、最後の個体とされる「ベンジャミン」を映した1分20秒の映像をカラー化したと発表した。1933年12月に豪タスマニア州ホバートの動物園で撮影されたものだ。
 同館は、フランス・パリにある専門スタジオ「コンポジット・フィルム」のサミュエル・フランソワスタイニンガー氏に依頼し、同氏が200時間以上かけてこの映像をカラー化した。
 映像にはフクロオオカミが狭いおりの中を歩き回ったり、寝そべったりする様子が映っている。毛皮は薄茶色で、背には濃い色の太いしまが見える。
 ベンジャミンは1936年9月7日に死んだ。9月7日は豪で「絶滅危惧種の日」に指定されており、今回カラー化された映像はこの日に合わせて公開された。【翻訳編集AFPBBNews】

最新動画

最新ニュース

写真特集