2021-08-05 16:45国際

世界の感染者2億人超=デルタ株、東南アジアで猛威―米大集計

 米ジョンズ・ホプキンス大の集計によると、新型コロナウイルスの世界の感染者が5日(日本時間)、累計で2億人を超えた。1月下旬に1億人に達してから半年余りで倍増した。感染力の強いインド由来のデルタ株が猛威を振るい、東南アジアで感染が爆発的に広がっているほか、米国などワクチン先進国でも感染者が急増している。
 感染者数は、日本時間5日正午時点で約2億19万人。国別では、米国(約3530万人)が最多で、インド(約3177万人)、ブラジル(約2000万人)、ロシア(約627万人)、フランス(約627万人)が続く。世界の死者は425万人以上。
 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は7月30日の記者会見で、デルタ株が130カ国以上で検出されたことを明らかにし「なぜこれほど簡単に広がるのか世界の専門家と解明作業を続けている」と語った。
 米国では一時、ワクチンの普及により新規感染者が減少したものの、7月中旬から再び増加。デルタ株の拡散に加え、規制緩和が進む中でワクチン未接種者を中心に感染が拡大した。
 デルタ株の直撃を受けているのが、ワクチン接種が進んでいない東南アジア諸国だ。インドネシアでは6月中旬に1日当たりの新規感染者が1万人を上回り、その後は約3万~5万人で推移。「医療崩壊」が起き、酸素不足で患者が死亡する事例が相次いだ。
 タイ政府も今月4日、新規感染者が初めて2万人を超えたと発表。累計の感染・死者数は約3週間半で倍増し、政府はロックダウン(都市封鎖)を首都圏を含む29都県に拡大した。 
[時事通信社]

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