2021-08-05 05:02スポーツ

好調1、2番がけん引=日本が最短ルートで決勝へ〔五輪・野球〕

 野球日本代表は、楽な道のりではなかったものの1次リーグから4連勝し、最短ルートで決勝まで進んだ。連戦も避けることができ、日程に余裕を持って悲願の金メダルに王手をかけた。
 4日の準決勝で韓国を破り、7日の決勝までに2日間の練習日ができた。稲葉監督は「最後まで気を抜いてはいけない。ただ、この2日間で選手は体も頭も少しリラックスしていい」と話し、一息つけることをプラスに捉えた。
 好調のチームを引っ張っているのが山田、坂本の1、2番コンビだ。ともに球界を代表する打者だが、小技にも積極的に取り組む。韓国戦では三回無死一、二塁から山田が送りバントを決め、坂本が先制犠飛。五回は先頭で山田が二塁打で出塁すると、坂本は2度バントを失敗した後に、逆方向への進塁打に切り替え、狙い通りの右飛で山田を三塁に進め、吉田正の適時打を演出した。
 稲葉監督は「(山田)哲人には難しい局面でバントをしてもらった。(坂本)勇人にもやってもらった。みんなが自己犠牲、次につなげようと思って取り組んでくれている」と目を細める。
 1次リーグでも坂本がドミニカ共和国との開幕戦でサヨナラ打。山田はメキシコ戦で主導権を握る3ランに2盗塁も決め、チームを勢いづけた。
 山田が「バットも振れているし、体の切れはすごく良いので状態を維持して決勝に挑みたい」と言えば、坂本も「勝つたびにいい雰囲気ができている。落とさずに勝てているので、さらにチームは乗っていける」と充実した表情を見せる。小技も駆使する好調コンビが、日本を金メダルに導く。(了)
[時事通信社]

最新動画

最新ニュース

写真特集