2021-07-29 08:00地域

二条城、特別入室始まる 大政奉還の大広間で 京都

 世界遺産の二条城(京都市中京区)で、国宝の二の丸御殿の特別入室が14日から始まった。大政奉還の表明が行われた大広間の二の間に入り、内部の障壁画や欄間彫刻を間近で鑑賞できる。8月30日まで。期間中は学芸員による解説会も開かれる。
 大広間二の間は、通常は廊下からの見学のみ。将軍が座す一の間とつながっており、四方を金地に巨大な松が描かれた壁とふすまで囲まれている。入室すれば、謁見(えっけん)に臨む大名らの目線を体験でき、天井付近には「キリに鳳凰」の欄間や大型のくぎ隠しなど格別の装飾が目を引く。
 京都市元離宮二条城事務所の担当者は、大広間の一の間と二の間が公式の対面所で、江戸幕府の栄枯盛衰を象徴すると説明し、「歴史を学ぶ子どもたちに見に来てもらいたい」と話す。【もぎたて便】

最新動画

最新ニュース

写真特集