2021-06-23 19:06TOPICS

小池氏入院、動揺広がる=コロナに五輪「私は仕事漬け」―都議選前、臆測呼ぶ

東京五輪・パラリンピックの5者協議後、取材に応じる小池百合子東京都知事=21日、都庁
東京五輪・パラリンピックの5者協議後、取材に応じる小池百合子東京都知事=21日、都庁

 東京都の小池百合子知事(68)が過労で入院したことが明らかとなって一夜明けた23日、都庁内外に動揺が広がった。新型コロナウイルス対策に奔走し「私は仕事漬け」と語っていた小池氏。25日に都議選の告示、1カ月後には東京五輪の開幕を控える中、「あるじの不在」は各方面に影響を与えそうだ。
 小池氏は22日午後、ワクチン関係の会合に出席後、息切れやふらつきがあったため病院で受診。過労の症状でドクターストップがかかり入院した。27日まで多羅尾光睦副知事が職務を代行する。
 小池氏は、新型コロナの感染が拡大した昨春以降、基本的に土曜を除き登庁を続けてきた。先週は、緊急事態宣言から「まん延防止等重点措置」への移行に伴う対応を幹部らと連日協議。18日は2度の記者会見を行い、19日は菅義偉首相と会談した。21日には東京五輪・パラリンピックの5者協議に臨んでおり、「明らかにオーバーワーク」(都職員)だったという。
 ただ、都議選直前の入院をめぐっては、「勘繰られても仕方ないタイミング」(自民党幹部)との指摘も。特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」に前回選の勢いがない中、小池氏は静養を理由に応援入りせずに済んだとの見立てだ。都民ファの候補には小池氏の応援は期待できないとのムードが広がっている。
 昨年の知事選で再選出馬を表明した際、「私は働き方改革を唱えながら仕事漬けだ」と自嘲気味に語った小池氏。自身を休みなく泳ぎ続けるマグロに例えることもある。都幹部は「数日なら問題ないが、今後も知事の判断が必要な局面は続く」と、突然の不在に不安を隠せない様子だった。 

最新動画

最新ニュース

写真特集