2021-06-22 07:16スポーツ

彗星ジャパン、33年ぶり大舞台=ハンドボール男子〔五輪・ハンドボール〕

 1988年ソウル五輪以来、33年ぶりの出場。ハンドボール男子日本代表が開催国枠で東京五輪に臨む。「彗星(すいせい)ジャパン」は話題を巻き起こす気構えだ。
 今年1月の世界選手権では、24年ぶりとなる1次リーグ突破を果たした。強豪クロアチアに対してあと一歩で勝利という好試合を演じて引き分け。王者デンマークに対しても、終盤まで食い下がる粘り強さがあった。2017年から指揮を執るアイスランド出身のシグルドソン監督は「強い国に対して安定した試合運びができ、選手は自信を付けた」と評価した。
 東京五輪で実施の団体球技に、日本はすべて出場する。低い認知度と少ない競技人口に悩むハンドボールにとって、五輪は「メジャー化」の好機。主将の土井レミイ杏利(東京)は短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」などのSNSが話題となってメディアに取り上げられ、日本リーグはプロ化を選択肢の一つとして変革の道を進み始めた。選手も関係者も今が人気を高めるタイミングと捉える。
 豪快なジャンプや空中で姿勢を変えてのシュート、目まぐるしく変わる試合展開など観戦の魅力も伝えたいところだ。土井はテレビ中継などを通じて全力プレーを見せると宣言。「高揚感とか、元気が出る感動的な瞬間を一緒に味わいたい」。精度の高いシュートを放つ元木博紀(大崎電気)も「僕たちの影響で、公園などでハンドボールをしてくれる人が増えたら」と望む。
 まずは1次リーグB組4位以内に入っての決勝トーナメント進出を目指す。コロナ禍で海外遠征ができず、体が大きい海外選手と競り合う感覚から遠ざかっているのは不安材料だが、チームづくり自体は順調。国際ハンドボール連盟の年間最優秀監督に選ばれたこともあるシグルドソン監督は「素晴らしいチームになった。ファンの皆さんも見ていてわくわくしてくれるはず」と自信を示す。 
[時事通信社]

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