2021-06-11 20:39スポーツ

朝乃山、6場所出場停止=前師匠の錦島親方は退職―大相撲

 日本相撲協会は11日、東京都内で臨時理事会を開き、協会が定めた新型コロナウイルス感染防止対策のガイドラインに違反し不要不急の外出を繰り返したとして、大関朝乃山(27)=本名石橋広暉、富山県出身、高砂部屋=に対し、来年夏場所まで6場所の出場停止と報酬減額(6カ月、50%)の懲戒処分を決めた。これで幕下以下への転落が確実になった。
 朝乃山は5月21日付で引退届を提出。しかし相撲協会では今後、問題行動があった場合はこれを受理するとして、八角理事長(元横綱北勝海)預かりにした。師匠の高砂親方(元関脇朝赤龍)も監督責任を問われ、報酬減額(3カ月、20%)処分を受けた。
 朝乃山の入門時の師匠で、元大関朝潮の先代高砂親方(65)=長岡末弘、高知=についても、本場所中に飲食を伴う会食をするなどの違反行為があったが、提出された退職願を6月10日付で受理し、処分は見送った。同親方は昨年12月に65歳の定年を迎えたことに伴い、現師匠に高砂部屋を継承。再雇用制度を利用し、錦島親方として協会に残っていた。
 相撲協会によると、朝乃山は本場所中を含む外出禁止期間にキャバクラに通うなどの違反を重ねた。これが週刊誌の取材対象となったことを知ると、整体治療が目的だったなどと、いったんは否定。5月の夏場所中に一部を認め、翌日から途中休場した。こうした経緯について相撲協会は「大関に求められる品格や、責任の重大さに対する自覚がみじんも感じられない」と厳しく指摘した。 
[時事通信社]

最新動画

最新ニュース

写真特集