2021-03-03 12:13TOPICS

菅首相、緊急宣言判断「時間かけず」=東電不祥事に遺憾表明―参院予算委

参院予算委員会で答弁する菅義偉首相=3日午前、国会内
参院予算委員会で答弁する菅義偉首相=3日午前、国会内

 参院予算委員会は3日午前、菅義偉首相と全閣僚が出席して2021年度予算案に関する基本的質疑を行い、実質審議入りした。首相は、新型コロナウイルス対策で首都圏4都県に発令中の緊急事態宣言を解除するかどうかの判断について「そんなに時間はかけられない。もうぎりぎりにきていることも事実だ」との認識を示した。立憲民主党の森裕子参院幹事長への答弁。
 首相は判断に当たって考慮する要素として新規感染者数や病床、変異ウイルスの状況を挙げ、「専門家の意見を十分に聞きながら、感染拡大を防止できるよう総合的に判断したい」と述べた。4都県を一体で判断する考えを改めて示し、「その方が効果がある」と指摘した。立憲の斎藤嘉隆氏らへの答弁。
 森氏は総務省幹部接待問題も追及。首相の長男正剛氏が放送関連会社「東北新社」に入社する際、総務省との関係に注意するよう首相が伝えたことを取り上げ、同社との利害関係を認識していたのではないかとただした。首相は「(総務相)秘書官として働いていた。一般企業に就職する時に注意するのは自然だ」と反論した。
 農林水産省の接待問題をめぐっては、野上浩太郎農水相が「より広範囲の者を対象とする追加的な調査を実施する方向で検討している」と明らかにした。
 首相はまた、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)に勤務する社員が昨年9月、他の社員のIDカードで原発建屋内の中央制御室に入った問題について「極めて遺憾だ」と表明した。斎藤、森両氏の質問に答えた。 

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