2021-03-03 06:56国際

国際ジャーナリスト団体、サウジ皇太子を告発=記者殺害「人道に反する罪」

 【パリ時事】国際ジャーナリスト団体「国境なき記者団」(RSF、本部パリ)は2日、サウジアラビア人記者ジャマル・カショギ氏殺害事件をはじめとするサウジのジャーナリスト迫害について、ムハンマド皇太子ら5人を「人道に反する罪」でドイツの検察当局に告発したと発表した。
 米情報機関を統括する国家情報長官室は2月26日、事件について「カショギ氏を拘束または殺害する作戦を皇太子が承認した」と結論付ける報告書を公表した。早く幕引きを図りたいサウジに対し、今回の告発には国際的非難の継続を図る狙いがある。
 告発は1日付で、被害者はカショギ氏のほか、サウジで投獄された記者34人。RSFは声明で「サウジのジャーナリストは刑罰や口止めを目的とした国家政策の下、広範囲にわたる体系的な攻撃に直面している」と指摘。35人については「意図的な殺人や拷問、性的暴力など、人道に対する罪を構成する複数の行為の犠牲者であることが明らかになっている」と述べ、サウジ当局を非難した。 
[時事通信社]

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