2021-03-01 22:39社会

「傷口広げた」「コロナより身内」=識者から厳しい声―山田広報官辞職

 菅義偉首相の長男正剛氏らから高額な接待を受けた山田真貴子内閣広報官が1日、辞職した。続投にこだわった政権の姿勢に、識者からは「傷口を広げた」「コロナより身内を尊重するイメージを与えた」などと厳しい意見が相次いだ。
 「続投判断でかえって傷口を広げた」。政治アナリストの伊藤惇夫さんは指摘する。菅首相が当初、山田氏の続投方針を示していたことについて、「抜てきしたのは菅総理の意向と言われており、自身の任命判断への批判を避けるためにこだわった」と分析。政権への影響は「間接的にボディーブローのように効いてくると思う」と述べた。
 菅首相が、緊急事態宣言の先行解除に合わせた記者会見を見送ったことを「山田隠し」と指摘する声も。時事芸人のプチ鹿島さんは「世間の目が届かないところへ隠せば良いという考えにびっくりした。コロナ対応よりも身内を優先させたとの印象を受けた」とあきれる。「山田氏は、菅政権が前政権から続く説明しない姿勢を身をもって広報した」と話した。 
[時事通信社]

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