2021-02-28 17:13TOPICS

J&J製コロナワクチン許可=米で3例目、1回接種は初

米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の新型コロナウイルスワクチン=18日、南アフリカ・クレルクスドルプ(AFP時事)
米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の新型コロナウイルスワクチン=18日、南アフリカ・クレルクスドルプ(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米食品医薬品局(FDA)は27日、米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の新型コロナウイルスワクチンに緊急使用許可を出した。米国で使用が認められたコロナワクチンは3例目だが、接種が1回で済むワクチンは初めて。他社製と比べて保管も容易なため、接種の加速が期待されている。
 既に使用されている米ファイザー、米モデルナのワクチンはいずれも2回の接種が必要で、零下20度前後での保存期間はそれぞれ2週間と半年間。一方、J&J製は1回の接種でも効果が得られるとされるほか、同じ温度での保存期間も2年と長い。また、解凍後は一般の冷蔵庫の温度である2~8度でも3カ月保存可能な点で優位性がある。
 FDAによれば、米国など数カ国で約4万人が参加した臨床試験(治験)の結果、J&J製ワクチンの接種から28日後の時点で、中程度から重度の症状を防ぐ効果は66%だった。重症に限れば、予防効果は85%に達した。
 米国では、3月最初の週にも接種が始まる見通しで、対象は18歳以上。日本でも昨年9月に治験が始まったが、日本政府との供給契約は結ばれていない。
 一方、感染力が強いとされる変異ウイルスが広がる南アフリカの治験では、効果がやや劣ることも示された。J&Jは変異に対応したワクチンの治験を夏までに始める見通し。 

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