2021-02-25 19:04社会

夫婦死亡火災、アップルを提訴=「iPhone充電中発火」―名古屋

 米アップル社のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の欠陥で火災が起き、愛知県の夫婦2人が死亡したとして、遺族が25日、製造物責任法に基づき、アップルジャパンに約1億4400万円の損害賠償を求める訴訟を名古屋地裁に起こした。
 訴状や遺族男性によると、火災は2019年秋、2階建て住宅で午前4時半ごろ発生し、住人夫婦が気道熱傷で死亡した。充電のため「アイフォーンXR」を置いていたこたつテーブルと周辺のじゅうたんが焼失。こたつに布団は掛けておらず、コンセントは抜いてあった。
 原告側は「他に出火原因となる電気機器はなく、充電中に発火したのは明らか」と主張している。
 アイフォーンは購入から約2週間で、死亡した女性が火災の1週間前から使用。充電器は純正品だった。代理人弁護士によると、調査した製品評価技術基盤機構(NITE)は「アイフォーンが出火原因の可能性が高いが、断定できない」と判断した。
 アップルジャパンの担当者は取材に対し、提訴についてのコメントを拒否した。 
[時事通信社]

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