2021-02-24 19:56社会

手術後死亡、日赤に賠償命令=遺族逆転勝訴―広島高裁

 2013年にくも膜下出血と診断され、広島赤十字・原爆病院での手術中に動脈瘤(りゅう)が破裂、その後死亡した広島市の女性=当時(41)=の遺族が日本赤十字社に賠償を求めた訴訟の控訴審判決が24日、広島高裁であった。西井和徒裁判長は請求を退けた一審広島地裁判決を変更、病院側の過失を認定し、約6700万円の損害賠償を命じた。
 西井裁判長は動脈瘤の破裂を防ぐ措置が不十分なまま手術を実施したと指摘。女性が受けたのは、開頭せずに血管内に複数のカテーテルを通して行う手術で、「難しい手術だとの説明義務を怠った」とも判断した。
 二審判決によると、女性は13年6月19日、突発的な頭痛で広島赤十字・原爆病院を受診。即日受けた手術中に意識不明となり、翌月1日に死亡した。
 女性の父親の上瀬忠義さん(75)は記者会見で「司法に良心があると思った」と話した。 
[時事通信社]

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