2021-02-19 20:19World eye

隔離不要・コロナ対策万全、ビジネス向けホテル開設 シンガポール

【シンガポールAFP=時事】シンガポールは18日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策が保証されたホテルと会議室がある複合施設「コネクト@チャンギ」を開設したと発表した。3月にオープンする。≪写真はシンガポールに開設された、新型コロナウイルス感染症対策が取られたホテル・会議室が入居する複合施設「コネクト@チャンギ」のフロント≫
 商用目的で入国した短期滞在者は、シンガポール(チャンギ)国際空港近くにある同施設に宿泊すれば、14日間の隔離が免除される。しかし、市内での感染拡大を防ぐため、滞在期間中に施設外に出ることはできない。
 シンガポールにアジア拠点を置く多国籍企業は多いが、同国は数か月間ほぼ国境を封鎖していた。しかし、景気回復策の一環で、全世界からのビジネス渡航者の受け入れをまもなく開始する。
 シンガポールは昨年、世界中で海外旅行が落ち込んだ影響を受け、外国人訪問者が激減し、過去最悪の景気後退を経験した。2019年の外国人訪問者数は1910万人だったが、昨年はわずか270万人にとどまった。
 ヘン・スイキャット副首相は18日のコネクト@チャンギの開所式で、「ビジネス渡航と国際会議の再開は、シンガポールと周辺地域の景気回復促進にとって重要だ」と述べた。
 コネクト@チャンギの滞在者はチャンギ国際空港に到着後、「エアバブル(緩衝材)」に包まれることになる。これは、新型ウイルス検査を受けた後、直接施設に移動することを意味する。
 客室は150室で、660室まで増設する予定。各部屋の外には、施設の従業員が利用者と顔を合わせずに配膳できるよう棚が設けられている。
 検査で陰性結果が出るまでは部屋の外の赤いランプが点灯する。また、陰性が確認されるまで、室外の施設は利用できない。滞在中は定期的に検査が行われ、帰国前にも検査が実施される。
 一方、会議室は40室で、170室にまで拡大予定。利用者は、シンガポール在住または他国から来た幹部らと会議を開くことができる。感染リスクを減らすため、両者の間にはガラスパネルが設置され、インターホンを通じて会話をする仕組みになっている。
 シンガポールに拠点を置くある医療技術企業は、自社の幹部30人分の利用をすでに予約している。【翻訳編集AFPBBNews】

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