2021-01-22 19:49政治

医療機関向け交付金迅速化=菅首相、支給の遅れ認める―代表質問

 菅義偉首相は22日午後の参院本会議で、新型コロナウイルス対策に関し、病床確保などを目的とする医療機関向けの「緊急包括支援交付金」支給に遅れが出たことを認めた上で、迅速化を図る方針を示した。従来は都道府県経由だったが、国が直接交付する方法も導入したと明らかにした。共産党の小池晃書記局長への答弁。
 小池氏は医療機関に渡った交付金は総額の3割以下だと指摘。医療崩壊を防ぐため制度を改善するよう主張した。
 首相は「執行にかなりの時間を要したことは問題だ」との認識を表明。「自治体の医療担当部局の業務が過剰になっている実態を踏まえ、国から直接執行する仕組みも取り入れた」と説明し、「引き続き早期執行に努める」と述べた。
 新型コロナの治療薬開発に関し、田村憲久厚生労働相は「一日でも早く国民の不安を解消できるよう国内外の企業・研究者の英知を結集している」と述べ、迅速な審査を目指す考えを改めて表明。新たな治療薬に必要な物質を探す取り組みを支援していく意向も示した。国民民主党の榛葉賀津也幹事長への答弁。
 立憲民主党の田名部匡代氏は、自民党を離党した吉川貴盛元農林水産相の在宅起訴を受けて農水省が設置を発表した第三者委員会の人選を尋ねた。首相は法曹関係者1人、ジャーナリスト1人、有識者2人の計4人を選任すると明らかにした。 
[時事通信社]

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