2021-01-22 00:09経済

欧州中銀、大規模緩和維持=コロナ流行で経済活動混乱

 【フランクフルト時事】欧州中央銀行(ECB)は21日、定例理事会を開き、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて導入した大規模な金融緩和策の維持を決定した。政策金利も据え置いた。
 ラガルド総裁は記者会見で、多くのユーロ圏諸国で導入された長期的な感染封じ込め措置が「経済活動を混乱させている」と懸念。その上で、「コロナ流行下で良好な資金調達環境を維持するため、十分な金融刺激策がなおも不可欠だ」と強調した。
 欧州連合(EU)では昨年末からコロナワクチンの接種が始まったが、人口の大部分にワクチンが行き渡るには時間を要するとみられる。感染収束が見通せず、変異種への警戒感も広がる中、ドイツやフランスなどは店舗営業規制や行動制限を延長しており、経済の先行き不透明感は依然として根強い。
 ECBは昨年12月の理事会で、コロナ対策の資産購入枠を5000億ユーロ(約60兆円)増額し、1兆8500億ユーロ(約230兆円)とした。銀行に超低金利で資金を貸し出す制度も拡充した。 
[時事通信社]

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