大麻所持罪で起訴、男性に無罪=県警の捜査に「重大な違法」―仙台地裁
仙台市内で大麻を所持したとして、大麻取締法違反罪に問われた男性(27)の判決で、仙台地裁(島田環裁判官)は18日までに、無罪(求刑懲役1年6月)を言い渡した。判決は15日付。
男性は2020年4月、市内のコンビニ駐車場で、大麻を所持したとして逮捕され、その後起訴された。
島田裁判官は、警察官が男性から大麻を押収した手続きに「令状主義の精神を没却する重大な違法がある」と指摘。警察官が職務質問に当たり、男性がいた車のドアを無断で開けたことを「任意手段としての所持品検査の許容限度を超え、違法との評価を免れない」と認定した。
また、逃走しようとした男性を警察官が3人がかりで路上に押し付けて四つんばいにするなどした点について「職務質問のために許される限度を超え、違法の程度は高い」と述べた。
仙台地検の菱沼洋次席検事の話 判決内容を精査し、適切に対応したい。
[時事通信社]
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