2021-01-18 19:23国際

米次期政権との火種に=ナワリヌイ氏拘束―ロシア

 【モスクワ時事】昨年毒殺未遂に遭い、療養先のドイツから帰国したロシアの反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏が17日、ロシア当局に拘束された。欧米は即時釈放を求めているが、ロシアのプーチン政権が応じる可能性は低い。20日に発足するバイデン次期米政権はロシアに厳しい立場を取ると予想されており、ナワリヌイ氏拘束は米ロ間の火種になりそうだ。
 欧米の反応は素早かった。サリバン次期米大統領補佐官(国家安全保障担当)はツイッターで「ナワリヌイ氏は即時釈放されるべきだ」と非難。欧州連合(EU)のミシェル大統領もナワリヌイ氏拘束は「容認できない」とツイッターに投稿した。
 プーチン政権の不正を追及してきたナワリヌイ氏は昨年8月、ロシア国内線の機内で意識を失い、移送先のドイツで旧ソ連の軍用神経剤「ノビチョク」系毒物の投与が確認された。英調査報道機関などは昨年12月、ロシア連邦保安局(FSB)の犯行と報じたが、プーチン大統領は年末の記者会見で、ナワリヌイ氏は「米情報機関の支援を受けている」と主張。「毒殺したかったなら最後までやり遂げただろう」と述べ、政権の関与を否定した。 
[時事通信社]

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