2020-11-20 13:17World eye

プラごみ海洋汚染 米NGO、過去10年間の動物への被害を報告

【ワシントンAFP=時事】大量のプラスチック袋をのみ込み、それが胃の中でメロン大のボールとなって死んだマナティー。小さなプラスチック片で内臓に穴が開いたカメの赤ちゃん──。米国沿岸では2009年以降、1800匹の海洋哺乳類やカメがプラスチックの犠牲になったと、海洋保護団体が19日に公開した報告書で発表した。≪写真はフィリピン・マニラの浜辺、資料写真≫
 NGO「オセアナ」は、米国の海洋動物が過去10年間に受けた、プラスチック汚染の累積的な影響を調べた。
 その被害は鳥類や魚類を含めて900種以上に及び、このうちの多くが絶滅の危機にひんしているか、将来その恐れがあるという。
 調査では、体内にプラスチックを取り込んでいたカメの約20%が赤ちゃんだった。
 最大の被害をもたらすプラスチックの発生源の特定は困難だ。浜辺に放置された使い捨て製品、密閉化が不十分なごみ処理場、そして船舶から投棄される輸出廃棄物まで、考えられる原因は多岐にわたる。
 解決策となり得るのはこういった問題の改善はもちろん、プラスチックごみの連鎖をたどり、何より人々がプラスチック製品への依存度と消費量を減らすことにあると、同団体は指摘している。【翻訳編集AFPBBNews】

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