2020-08-05 20:18社会

藤井棋聖が王位獲得に王手=最年少の二冠、八段視野に―7番勝負で3連勝・将棋

 将棋の藤井聡太棋聖(18)が木村一基王位(47)に挑戦する第61期王位戦7番勝負の第3局が4日から神戸市内で指され、5日、先手の藤井棋聖が149手で勝ち、3連勝でタイトル獲得に王手をかけた。第4局は19、20日に福岡市内で指される。
 王位を獲得すれば、羽生善治九段(49)が持つ二冠達成の最年少記録(21歳11カ月)を更新。同時に、八段昇段の規定の一つ「タイトル2期獲得」を満たすため、加藤一二三・九段(80)が持つ八段昇段の最年少記録(18歳3カ月)も塗り替える。
 第3局はジリジリとした展開が続いたが、中盤以降、藤井棋聖が徐々に優位を広げた。木村王位は終盤に持ち味の粘りを見せ、逆転の勝機もあったが、生かせなかった。
 対局終了後、藤井棋聖は「(終盤に)誤算があった。負けにしてしまったかもしれないと思った」と振り返り、第4局を見据えて「しっかり反省していい将棋を指したい」と語った。木村王位は「一方的に攻められ、つまらない展開にしてしまった。後が無くなったが、いつも通り精いっぱい指したい」と話した。
 藤井棋聖は7月16日、17歳11カ月で棋聖位を獲得し、初タイトルの最年少記録を30年ぶりに更新した。一方、棋界最高位の竜王への挑戦が懸かった決勝トーナメントは、同24日の初戦で敗退している。 
[時事通信社]

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