2020-07-29 08:00地域

国内2例目「ヤドカリノオジャマムシ」など展示 愛知県豊橋市

 愛知県豊橋市自然史博物館は8月30日まで、企画展「新蔵資料/学芸員の研究成果紹介展」を開催している。2019年度の収蔵資料や学芸員の研究成果から80点を厳選。新種の巻き貝「コバヤシミジンネジレヅノ」の化石や、国内2例目の発見となった甲殻類「ヤドカリノオジャマムシ」の標本など希少な資料も展示している。
 コバヤシミジンネジレヅノは、ミジンギリギリツツガイ科の新種の巻き貝で、約5年前に同県田原市にある約30万年前の地層から当時の学芸員が化石を発見した。長さ5ミリほどの細長く小さな貝で、先端だけわずかに巻いているのが特徴。
 ヤドカリノオジャマムシは、市内の六条潟で西浩孝学芸員が見つけた。ヤドカリの腹部に寄生する全長約7ミリの甲殻類で、1950年に神奈川県藤沢市の江の島で初めて発見された後は報告例がなかった。生態はまだ詳しく分かっていないという。
 西学芸員は「今後、他の場所でも生息しているのかなど研究を進めていきたい。発見が科学の進展に貢献できたのならばうれしい」と話している。【もぎたて便】

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