土曜授業に学校給食 埼玉県吉川市

埼玉県吉川市の市立小中学校では、新型コロナウイルスによる臨時休校の長期化に伴う土曜授業に合わせて学校給食を実施している。11日昼には、小中全12校の児童生徒約7000人が、おにぎり、具だくさんのみそ汁、肉じゃがの献立を味わい、午後の授業に備えた。
市内の小中学校は6月1日から授業を再開し、同15日に通常登校に移行。4~5月の休校に伴う授業不足を補うため、6月27日~12月5日の土曜日に計8回、いずれの学年も昼をはさんで午後も授業を行う。
当初は弁当持参の土曜授業を計画したが、保護者から「弁当を用意するのが大変」との声が寄せられ、7月以降は給食の実施を決定。牛乳や主菜はないが、「今月は通常は出ないおにぎりを提供し、汁ものなども具だくさんにして腹持ちがよくなるように献立も工夫した」と市学校給食センターの森保美所長。
市立美南小学校では11日、児童1282人が水筒に入れたお茶を持参した。4年生の山田陽葵さん(9)は「家から持ってきた麦茶とおにぎりの味が良く合った。肉じゃがもジャガイモに甘い味が染みていた」と満足した様子。1年生の古和田美菜子さん(6)は「おにぎりがおいしかった。午後も国語の授業を頑張る」と笑顔を見せた。
森所長は「午後もしっかりと勉強できるようにとの願いを込めた。今後の土曜給食も同じメニューにならないように工夫したい」とコメント。清水孝二校長は「温かいメニューもあり、保護者も喜んでくれているのでは」と語った。【もぎたて便】
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