2020-07-14 08:00地域

竜宮城駅舎で観光客お出迎え 神奈川県藤沢市

 湘南地区を代表する観光地・江の島(神奈川県藤沢市)の玄関口となる小田急電鉄片瀬江ノ島駅の駅舎が、完成に近づいている。社寺楼閣の技法である竜宮造りを本格的に採用し、竜宮城のような外観が特徴だ。
 片瀬江ノ島駅は1929年4月、江ノ島線の営業運転開始と同時に開設。竜宮城をイメージしていた従来の駅舎は、99年に運輸省(現国土交通省)の「関東の駅100選」となるなど好評だった。
 建て替えに当たり、従来の竜宮城の雰囲気を踏襲しながら本格的な竜宮造りを採用。建物上部に天女や竜が描かれ、屋根の上にはイルカの像を配置した。コンコースを拡張したり、トイレをリニューアルしたりするなど、便利で快適に利用できるよう機能性を向上させる。
 新駅舎は2月末に一部利用を開始。5月中の完成を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で工事は遅れており、「完成時期は未定」(広報担当者)という。
 新型コロナにより訪日外国人観光客の訪問が期待できない中、感染拡大防止で近隣の海水浴場も今夏は開設が見送られるなど、江の島の観光振興には逆風が吹いている。感染拡大が抑えられ、大勢の観光客でにぎわうようになれば、人気のフォトスポットとして注目を集めそうだ。【もぎたて便】

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