2020-07-12 09:23国際

シリア越境支援再び縮小=5度目採決で拒否権回避―国連安保理

 【ニューヨーク時事】国連安全保障理事会は11日、内戦下のシリアへの隣国からの越境人道支援を1年間継続するための決議案を採択した。ただ、シリア政府の承認なしに支援物資を搬入できるシリア北西部の越境地点が2カ所から1カ所に削減され、避難民ら約130万人に影響が出る可能性がある。越境地点は1月の決議で4カ所から2カ所に半減されていた。
 12カ国が賛成し、中ロとドミニカ共和国が棄権した。安保理では7日以降、支援を延長する決議案が4本否決され、2014年から続く越境支援は10日に期限切れを迎えていた。2カ所の維持を目指す欧米に対し、シリアのアサド政権の後ろ盾であるロシアと中国は1カ所に減らすよう求めて対立。中ロは拒否権を2回行使していた。 
[時事通信社]

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