2020-07-11 10:07国際

17年ぶりの死刑執行延期=立ち会い遺族のコロナ感染懸念―米

 【ワシントン時事】米CNNテレビなどによると、インディアナ州の連邦地裁は10日、連邦レベルで17年ぶりとなる死刑執行の延期を命じた。執行は13日に予定されていたが、立ち会う犠牲者遺族が「新型コロナウイルスに感染する恐れがある」として、延期を求めていた。
 死刑囚は、当時8歳の少女を含む一家3人を殺害したとして逮捕・起訴され、1999年に死刑判決を受けた。昨年12月に執行が予定されていたが、連邦裁判所が執行方法を問題視して差し止めを命令。今年4月に改めて執行日が設定された。
 連邦地裁判事は司法省に、犠牲者遺族に健康面のリスクがないことが示されるまで、執行を見合わせるよう命じた。ロイター通信によれば、司法省は命令を不服として、上級審に異議を申し立てる方針。
 米国では州レベルで死刑制度の廃止が進み、連邦レベルでも2003年を最後に執行されていない。バー司法長官は昨年7月、「犠牲者やその家族のため、刑を執行する義務がある」として執行再開を宣言。今回延期された分を含め、8月までに4人の死刑執行を予定していた。 
[時事通信社]

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