2020-07-11 09:41国際

シリア越境支援、中ロ再び拒否権=期限切れまで調整も合意できず―国連安保理

 【ニューヨーク時事】国連安全保障理事会は内戦状態のシリアへの隣国からの越境人道支援を半年間延長する安保理決議案を採決したが、中ロ両国の拒否権行使で否決された。安保理議長国ドイツが10日、発表した。支援期限の10日が迫る中、ぎりぎりの交渉が続けられていた。期限切れにより数百万人に影響が及ぶ可能性がある。
 シリア政府の承認なしに行える越境人道支援は、2014年から続いてきた。採決では、15理事国中、中ロを除く13理事国が賛成した。中ロは7日にも支援延長決議案に拒否権を行使していた。
 安保理は延長に向け引き続き調整を続ける見通し。しかし、シリア問題をめぐる安保理の機能不全が再び浮き彫りになった。 
[時事通信社]

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