2020-07-11 16:19国際

トルコ、24日にモスク運用開始=世界遺産アヤソフィア

 トルコのエルドアン大統領は10日、テレビ演説を行い、キリスト教会とモスク(イスラム礼拝所)の特徴を併せ持つイスタンブールの世界遺産アヤソフィアについて、この日の大統領令に基づき24日の金曜礼拝からモスクとしての運用を開始すると発表した。また、モスクになった後も「祖先から受け継いだ遺産」を守り、異教徒にも開放する方針を示した。
 これに対し、世界遺産を管轄する国連教育科学文化機関(ユネスコ)のアズレ事務局長は声明で、「(ユネスコとの)事前協議がない決定で、非常に遺憾だ」と表明。アヤソフィアの「普遍的価値」に悪影響を及ぼす事態を回避するため、早急に協議に応じるようトルコ政府に求めた。
 エルドアン氏は演説で、「いろいろな見解があるのは理解できるが、地位の決定はトルコの主権に関することだ」と指摘。モスクとしての運用は司法判断に基づくもので「全ての人が尊重する必要がある」と述べ、キリスト教徒が多い各国の反発を念頭にくぎを刺した。 
[時事通信社]

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