2020-07-09 16:08国際

めいの暴露本、トランプ氏に打撃=「生き方いんちき」と人格批判―米大統領選

 【ワシントン時事】トランプ米大統領のめいで臨床心理士のメアリー・トランプさんによる「暴露本」が、来週予定される発売を前に、米政界の新たな「震源」になり得ると注目を集めている。米メディアによれば、本はトランプ氏が「いんちきな生き方」を実践していると痛烈に批判する内容。人格に関する親族からの告発だけに、トランプ氏が再選を目指す11月の大統領選に向け、政治的打撃となる可能性もある。
 トランプ氏をめぐっては、ボルトン前大統領補佐官(国家安全保障担当)が先月発売の回想録で「中国の習近平国家主席との会談で、大統領選での再選に向けた支援を求めた」などと暴露。「大統領としてのトランプ氏」に関してボルトン氏が告発したのに対し、メアリーさんの著書はトランプ氏個人の人格に焦点を当て、臨床心理士としての分析を加えたのが特徴だ。
 メアリーさんは著書で、トランプ氏が高校時代、他人に金銭を支払って大学進学適性試験(SAT)で「替え玉」になってもらったと暴露。メアリーさんの父フレッド・ジュニア氏が死去した際も、実弟のトランプ氏は病院へ行かず映画を見に出掛けたと明かした。
 そうした気質についてメアリーさんは、自分の利益にしか関心のない「ソシオパス(反社会的人格)」だった祖父の下でトランプ氏が育ったことが影響したと分析。トランプ氏自身に関しても「うそをつくことが、まず第一に自分を実際より優れていると見せ掛ける方法」だったと記している。
 メアリーさんの著書をめぐっては、別の親族が出版差し止め訴訟を起こした。マケナニー大統領報道官は著書に関し、記者団に「うそだらけだ」と内容を否定している。 
[時事通信社]

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