2020-07-09 20:14政治

政府、薬価調査実施で調整=規模は縮小

 政府は9日、2021年度の薬価改定に先立つ薬価調査を予定通り実施する方向で調整に入った。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で見送りを求める意見が出ていたが、同年度から毎年調査を行うとした従来の政府方針を踏まえ、規模を縮小した上で行う予定だ。
 薬価は診療報酬と合わせ原則2年に1度改定されている。ただ、実勢価格を迅速に反映し医療費抑制につなげるため、政府は18年の経済財政運営の基本指針「骨太の方針」などで、21年度から毎年見直すことを明記。これに対し、医薬品卸の団体や日本医師会などは、新型コロナの影響で価格交渉が進んでいないことなどを理由に、調査に反対している。
 厚生労働省は同日の自民党厚労部会で、調査を実施する考えを説明。同党からは、調査結果に基づき薬価が大幅に引き下げられた場合、新型コロナへの対応に当たる医療機関や関係業界の経営に打撃となることを懸念する声が出た。同省は、薬価改定の在り方については引き続き慎重に検討する。 
[時事通信社]

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