2020-07-09 14:56国際

香港での米ドル制限案浮上=トランプ政権、反対も根強く

 【ワシントン時事】トランプ米政権内で、中国が香港の統制を強化する「国家安全維持法」への対抗措置として、香港の銀行による米ドル購入を制限する案が浮上していたことが8日、分かった。米ドル取引が不自由になれば、国際金融都市・香港にとって大きな打撃となる。
 ただ、米金融市場の動揺を招きかねないとして反対意見も根強く、提案に対する支持は広がっていないという。
 ブルームバーグ通信によると、ポンペオ国務長官の側近らが香港安全法に絡む対中措置を検討する中で浮上した。香港ドルは基軸通貨の米ドルに連動する「対米ドル・ペッグ」制で相場の安定が保たれている。しかし、香港の主要銀行の米ドル取引が制限されれば、進出企業や投資家の資金が香港外に流出しかねず、「ペッグ制度が圧力にさらされる」(ブルームバーグ)可能性もある。 
[時事通信社]

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