2020-07-09 05:40国際

「クリーン水素」を拡大=30年に電解槽40倍に―EUが戦略

 【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)欧州委員会は8日、水素エネルギー活用に向けた「水素戦略」を発表した。風力や太陽光など再生可能エネルギーによって二酸化炭素(CO2)を排出せずに製造するクリーンな「再生可能水素」を増やすため、電解槽の規模を現在の1ギガワット(GW)程度から2030年までに少なくとも40GWにまで高める。
 目標実現に向け欧州委は、産業界や市民団体、加盟国などと連携する「欧州クリーン水素同盟」も発足。ティメルマンス上級副委員長は記者会見で、「クリーン水素は競争力を伴った欧州の脱炭素経済へのカギになる」と強調した。
 戦略では20~24年にEU内に計6GW以上の再生可能水素の電解槽を設置。25~30年に40GW以上に拡大する。その後、脱炭素化が困難な分野にも幅広く水素を導入。温室効果ガス排出量を実質ゼロにする50年の「気候中立」達成につなげる。 
[時事通信社]

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