2020-07-08 14:04社会

知人との携帯やりとり削除=逮捕の母、長期外出隠蔽か―3歳児放置死・警視庁

 東京都大田区の自宅マンションに梯稀華ちゃん(3)が放置され餓死した事件で、保護責任者遺棄致死容疑で逮捕された母親の梯沙希容疑者(24)の携帯電話に、放置期間中に会っていた知人男性とのやりとりを示す履歴が残っていなかったことが8日、捜査関係者への取材で分かった。
 警視庁捜査1課は、梯容疑者が長期間の外出を隠すため、履歴を削除した可能性があるとみて調べている。
 梯容疑者は当初、きちんと稀華ちゃんの世話をしていたという趣旨の説明をしていた。しかし、実際は稀華ちゃんを自宅に置き去りにし、6月上旬から中旬にかけ、約1週間にわたり鹿児島県へ出掛け、知人男性と会っていた。
 梯容疑者は帰宅した同月13日、息をしていない稀華ちゃんを見つけ、自ら119番した。捜査関係者によると、同課が直後に梯容疑者から事情を聴き、携帯電話の履歴なども調べたところ、知人男性とやりとりしたメッセージが既になくなっていたという。
 梯容疑者が通報前、稀華ちゃんのおむつを新品に履き替えさせた疑いもあり、同課は育児放棄が発覚しないよう、隠蔽(いんぺい)工作を続けたとみている。 
[時事通信社]

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