2020-07-04 23:14社会

続く捜索、見詰める住民=3人不明の土砂崩れ現場―熊本・芦北町

 3人が行方不明になっていた熊本県芦北町田川の土砂崩れ現場。4日午前から自衛隊や警察などによる捜索が行われ、近隣の住民が心配そうな表情で見守った。2人が心肺停止状態で見つかると、親族とみられる男性は涙をこらえて立ち尽くした。
 現場は山肌がえぐられ、滑り落ちた木々と土砂が家をのみ込んでいた。チェーンソーで樹木を切断しながら、複数の重機で道を開く作業が続く。倒壊家屋周辺では、自衛隊や県警、消防などの計約50人が捜索に当たり、タンスに入った衣服などとともに土砂が掘り起こされていった。
 捜索開始から約6時間。隊員たちの表情が険しくなった。行方不明者とみられる女性が見つかり、近隣住民が見詰める中、毛布などにくるまれて運び出された。
 5分ほどたち、近くに住む男性(67)が身元確認のために呼ばれた。戻ると、しばらく額に手を当てて涙をこらえ、「姉でした」と話した。発見されたもう1人と残る行方不明者も親族だという。 
[時事通信社]

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