2020-06-23 20:13社会

「3強」に挑む藤井七段=W挑戦、竜王戦も本戦へ

 羽生善治九段(49)らベテラン勢が長くけん引してきた将棋界。しかし若手が続々と台頭する群雄割拠の時期を経て、現在は「3強」の様相を呈している。棋聖戦と王位戦のW挑戦を決めた藤井聡太七段(17)は、そこに切り込んで「4強」時代をつくれるか。
 羽生九段を筆頭にベテラン勢がタイトルを競う時代はつい数年前まで続いていたが、前竜王の広瀬章人八段(33)や前名人の佐藤天彦九段(32)らが相次ぎタイトルを奪い、一時は8大タイトルを8人で分け合う群雄割拠の状況に。
 そこから抜け出し、王位を除く7タイトルを占めているのが渡辺明三冠(36)=棋王、王将、棋聖=、豊島将之二冠(30)=竜王、名人=、永瀬拓矢二冠(27)=叡王、王座=の3人。しかも、名人戦は渡辺三冠が豊島二冠に挑戦、叡王戦は豊島二冠が永瀬二冠に挑み、永瀬二冠も棋聖戦と王位戦の挑戦者決定に肉薄するという、激しい争奪戦を繰り広げている。
 この「3強」時代に挑んでいるのが藤井七段だ。棋聖戦5番勝負第1局で渡辺三冠に先勝し、木村一基王位(47)への挑戦も決めた。竜王戦でも、豊島二冠への挑戦権を争う本戦に進出している。最年少棋士の果敢なチャレンジが3強の壁の前に阻まれるのか、新たな「4強」時代の幕開けとなるか、目が離せない。 
[時事通信社]

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