2020-04-28 08:00地域

「麒麟がくる」イメージの和ろうそく 岐阜県

 岐阜県を中心に活動する染織作家の河村尚江さんがデザインし、1893(明治26)年創業の小池ろうそく店(新潟市)が製造した新商品「美濃友禅・和ろうそく」がお披露目された。NHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」の麒麟や主人公の明智光秀をイメージしたデザインになっている。
 和ろうそくは、炎の大きさが一般的なろうそくの約2倍。中の空洞は和紙で表面が覆われ、空気を吸い上げて、風がなくても炎が揺らぐ。和ろうそくは単色のものが一般的だが、試行錯誤に1カ月を要し、赤と黄色のグラデーションに仕上げた。
 河村さんによると、和ろうそくには友禅染の伝統美と鮮やかなグラデーションの現代美を融合した美濃友禅の表現を採り入れたという。柄は、赤と黄のグラデーションに麒麟柄を用いたものと、明智光秀が築いた福知山城の桜を手書き風に表現したものがある。職人が手作業で一つ一つ作り上げている。
 岐阜県美術館ミュージアムショップで5月中旬ごろから販売予定。河村さんのホームページ上のメールでも受注を受け付けている。予定価格は1箱2本入りで大きいサイズが3400円(税抜き)、小さいサイズが1800円(同)。
 河村さんは新型コロナウイルスの状況について触れ、「家で和ろうそくをともして揺らぐ炎で癒やされてほしい」と話した。【もぎたて便】

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