2020-04-20 08:00地域

飛騨生きびな祭、縮小実施 岐阜県高山市

 岐阜県高山市の飛騨一宮水無神社で3日、「飛騨生きびな祭」が開かれた。人気を博す「生きびな行列」は例年、100人余りが参加するものの、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて今年は中止。祭りは規模を縮小し、本殿で神事のみを関係者だけで執り行った。
 生きびな祭は、養蚕と農業の振興を祈念する春の「養蚕業祭」に、この地域では寒冷地のために1カ月遅れて行われるひな祭りを取り入れて始まったとされる。
 今回は、地域の女性9人が内裏や五人官女など生きびなとなって神社の回廊を歩いた。神事の「祝詞奏上」では新型コロナにも触れ、早期に終息して通常の生活が取り戻せるよう祈念した。神社には生きびな祭を一目見ようと多くの人が詰め掛けた。
 内裏役を務めた同市の佐藤麻凜さん(22)は「これまで行列に参加していたので生きびなに憧れがあった。行列がなかったのは残念だが、ご奉仕させてもらえてうれしい」と笑顔で語った。【もぎたて便】

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