2020-02-26 14:55国際

石炭火力への投融資停止=新エネ普及へ22兆円―米JPモルガン

 【ニューヨーク時事】米金融大手JPモルガン・チェースは25日、石炭火力発電や石炭採掘、北極圏での石油・ガス開発プロジェクトへの新たな投融資を停止すると発表した。2000億ドル(約22兆円)の枠も設け、環境負荷の低い新エネルギーなど、持続可能な社会の実現に向けた事業に資金拠出する。
 25日に開いた投資家説明会で示した。昨年12月には、米ゴールドマン・サックスも同様の取り組みを発表。欧州に比べ遅れていた米金融界でも「脱炭素」に向けた取り組みが広がってきた。
 JPモルガンの計画では、石炭火力発電など石炭関連事業が収入の大部分を占める企業に対し、投融資や助言などのサービスを停止。借り換えにも応じず、現在の融資残高も段階的に減らし、2024年までにゼロにする。
 資金枠では、国連が提唱する持続可能な世界の実現に向けた開発目標の実現を支援。新エネ開発だけでなく、貧困対策やインフラ開発、環境や社会への貢献を踏まえた「ESG投資」の促進などへの取り組みを後押しする。 
[時事通信社]

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