2020-02-22 16:11国際

サンダース氏の勢い警戒=「4年前より楽勝」予想も―トランプ氏支持者

 【ラスベガス時事】混戦が続く米民主党の大統領候補指名争いを、トランプ大統領の支持者はどう見ているのか。第3戦の地ネバダ州で21日、トランプ氏の支持者約100人に聞き取りを行ったところ、「最も手ごわい」候補としてサンダース上院議員を挙げる人が最多だった。若者の強い支持で勢いに乗る同氏への警戒を浮き彫りにした。
 トランプ氏はこの日、同州ラスベガスで政治集会を開催。開場前から長蛇の列をつくった支持者に対し、民主党主要候補の名前を示して「あえて挙げれば誰が最も強敵か」を尋ねた。
 サンダース氏を選んだのは38人だった。理由として「教育もタダ、医療もタダという現実離れした政策によって、政治の教養がない若者にうまく取り入っている」と女性(52)が指摘。一方で「トランプ氏に対抗できる支持基盤があるのは彼だけだ」と考える男性(50)もいた。
 2番目はブルームバーグ前ニューヨーク市長で24人。女性(60)は「他の候補にない経歴があり、『トランプを止めろ』という党内の声を吸い上げる力がある」と警戒した。一方、新星ブティジェッジ前サウスベンド市長は経験不足と同性愛者であることを懸念する声が多く、8人にとどまった。
 「脅威となる候補はいない」という回答も目立った。左派と中道派の路線対立を念頭に女性(62)は「何を求めているのか民主党は自分たちでも分からなくなっている。(僅差で勝利した)2016年よりも楽な戦いになる」と予想した。
 これに対し、無罪評決が下された弾劾裁判以降、トランプ氏がツイッターで司法の問題に口出しするなど尊大さが目に付くようになったと指摘する男性(70)もいた。トランプ氏にとって、民主党よりも「最大の敵は自分自身かもしれない」と語った。 
[時事通信社]

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