2020-02-22 07:24国際

世界経済の下押し「緩やか」=中国はV字回復か―IMF専務理事

 【リヤド時事】国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は21日、新型コロナウイルス感染による肺炎拡大をめぐり、発生源となった中国の経済は、急激に落ち込んだ後に急回復する「V字型」を現時点で想定していると述べた。世界経済への下押し効果は「緩やか」なものにとどまるとしつつ、動向を注視する姿勢を強調した。
 専務理事は、サウジアラビアの首都リヤドで開かれた国際金融協会(IIF)の会合で、重症急性呼吸器症候群(SARS)が広がった2002~03年に比べ、「中国経済がはるかに大きくなり、アジアや世界への統合が進んだ」と指摘。さらに各国の景気は当時より脆弱(ぜいじゃく)だとして、新型肺炎の拡大や長期化に懸念を示した。
 その上で、景気の腰折れリスクに対し「世界が協調し、金融政策や財政政策を講じることが最善策であることを認識すべきだ」と主張。各国が連携して政策を総動員する重要性を訴えた。 
[時事通信社]

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