2020-02-18 08:00地域

「渋沢」効果で入館10万人達成 埼玉県深谷市

 埼玉県深谷市の「渋沢栄一記念館」の2019年度入館者が、10万人を突破した。19年4月に同市出身の実業家で「日本資本主義の父」とされる渋沢が新1万円札の肖像に決定後、来館者が急増。小島進市長は「(渋沢効果で)多くの人に来場いただいているが、一つのブームに終わらせず、渋沢の考え方などを多くの人に伝えられるよう、しっかりと取り組みたい」と語った。
 同記念館は、渋沢の生家近くに1995年11月に開館。渋沢の生い立ちや功績を伝える資料など約150点を展示している。
 10万人目の来館者は、市出身で群馬県伊勢崎市に住む主婦、城田志江さん(72)。この日は親戚と深谷市内の渋沢ゆかりの施設を訪ねる前に立ち寄り、城田さんは「こんなにたくさん人が来ていると思わず、(10万人目と聞いて)びっくりした。新1万円の肖像に決まり、地元が同じなので誇りに思う」と語った。
 21年のNHK大河ドラマも渋沢が主人公の「青天を衝(つ)け」に決定し、今年1月31日には市内外の関係団体などが連携して大河ドラマを活用した地域活性化を目指す協議会が発足。小島市長は「来年はドラマ館にもたくさんの人が来るので、渋沢と深谷の魅力を発信し、盛り上げていきたい」と意欲を示した。【もぎたて便】

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