2020-01-28 21:32国際

韓国、フランスも自国民退避=ロシア、感染阻止へ国境一部閉鎖―新型肺炎

 中国湖北省武漢市を中心とした新型コロナウイルス感染による肺炎の拡大を受け、各国は武漢にいる自国民の退避支援など対策を本格化させている。日本や米国に加え、韓国とフランスが武漢へのチャーター機派遣を決めたほか、ロシアは対中国境の一部を2月上旬まで閉鎖する。
 韓国政府は28日、チャーター機計4便を30、31両日に武漢に派遣すると発表した。武漢や周辺地域に滞在する約700人が帰国を希望しているという。帰国者から感染が国内に拡散する事態を防ぐため、帰国後は検疫を徹底した上で、臨時施設に一定期間、隔離する。韓国外務省高官は「外部との接触を徹底的に遮断し、ウイルスが広がらないよう管理する」と強調した。
 仏政府は29日に航空機を中国に派遣する。同機は翌30日にフランスに戻る予定だ。仏環境省高官によると、感染の症状がない人をこの便に乗せ、症状が見られる人は後続便で帰国させる。後続便の派遣日程は未定だ。ビュザン保健相によれば、武漢には500~1000人の仏国民が滞在している。
 また、ロシア極東ハバロフスク地方のフルガル知事は28日、ハバロフスク地方などにある対中国境の検問所3カ所が2月7日まで閉鎖されると明らかにした。ソビャニン・モスクワ市長も市内のホテルや観光客が多数集まる場所では特別な管理態勢を敷いて警戒に当たると表明した。 
[時事通信社]

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