2020-01-24 11:35国際

新型肺炎の死者26人に=患者830人、春節連休始まる―中国

 【北京時事】中国政府は24日、新型コロナウイルスによる肺炎の国内患者数が同日午前0時(日本時間同1時)までに830人となり、うち25人が死亡したと発表した。前日発表から患者は259人増、死者は8人増。黒竜江省が個別発表した1人を加えると死者は9人増の26人となった。中国では24日から1週間の春節(旧正月)連休が始まったが、感染拡大の勢いは止まっていない。
 国発表の死者25人のうち24人は武漢市を含む湖北省。同省以外では初めて河北省で死者が出た。河北省政府によると、死亡したのは80歳の男性。武漢の親戚宅に約2カ月滞在した後、帰宅して発症したといい、武漢で感染したとみられる。
 患者は新たに、内モンゴル自治区や新疆ウイグル自治区などでも確認され、31行政区のうち29省・自治区・直轄市に拡大した。
 湖北省の発表によると、患者は105人増の549人(うち武漢は495人)。24日に死亡が発表された7人には、これまでで最年少の36歳の男性が含まれている。
 中国では春節連休前後に延べ30億人が移動すると見込まれ、感染の拡大が懸念される。患者が多発している武漢市では23日から市外との交通を遮断し、人口約1100万人の都市を事実上「封鎖」。近隣の複数の市も、バスの運行停止などで追随している。
 中国全土でも、航空券や鉄道乗車券のキャンセル料を24日から免除すると発表し、帰省や旅行など移動を控えるよう促している。 
[時事通信社]

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