2020-01-23 08:32World eye

ハリケーン来襲時の救援物資放置…地震被災者ら怒り プエルトリコ

【サンフアンAFP=時事】先月から際限のない地震に見舞われている米自治領プエルトリコで、2017年のハリケーン来襲時のものとみられる大量の救援物資が倉庫2か所で未使用のまま放置されているのが見つかり、地震被災者らへの救援物資に転用された。≪写真は大量の救援物資が未使用のまま放置されていたことを受け、米自治領プエルトリコの首都サンフアンでワンダ・バスケス・ガルセド知事の退陣を訴えるデモ参加者ら≫
 プエルトリコ州兵は21日、放置されていた救援物資が地震の被災者らに届き始めたと発表した。20日には最も被害の大きい都市のうち10市に、合わせておむつ900箱、折り畳み式ベッド1400台、防水シート880枚、バッテリーやカセットコンロ、シーツなどが詰められた箱数百個が到着したという。
 だが先週末、倉庫2か所に大量の物資が放置されていたことが発覚した際、住民らは激怒し、抗議デモが発生。司法当局は経緯について調査を開始した。政府は21日に倉庫の在庫内容を公表した。
 昨年12月28日以降、プエルトリコ南部は1000回を超える地震に見舞われており、約5000人が屋外の避難所で緊張した毎日を送っている。
 首都サンフアンでは20日、数百人が抗議デモを行い、わずか6か月前に前知事を辞任に追い込んだのと同様、ワンダ・バスケス・ガルセド知事の退陣を迫った。【翻訳編集AFPBBNews】

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