2019-12-09 00:21社会

皇后さま、「強い責任感」で務め=「過剰な期待逆効果」とも―医師団

 皇后さまは5月の代替わり以降、天皇陛下の即位関連儀式をはじめ、7回あった公的地方訪問に全て同行するなど、「特に強い責任感」(医師団)を持って務めを果たしてきた。一方で、適応障害の治療は続いており、医師団は「過剰な期待はかえって逆効果となり得る」と指摘している。
 皇后さまは皇太子妃時代の2003年12月に療養入りし、宮内庁が04年7月、病名を「適応障害」と発表。多くの人と接する行事や、宮中祭祀(さいし)への参加がほとんどできない状況が続いてきた。
 13年のオランダ公式訪問を機に活動の幅が徐々に広がり、皇后となってからは活動が一段と拡大した。午前3時すぎまで続いた今年11月の大嘗祭など、即位関連儀式に欠かさず出席。四つの主要地方行事など、代替わり後7回の地方訪問にも全て同行した。側近は「天皇陛下と長女愛子さまに支えられながら、体調を整え、かなり無理をして頑張っておられる状況」と話す。
 元外交官としての語学力を生かし、トランプ米大統領夫妻ら外国首脳と親しく交流。10月の即位に伴うパレード「祝賀御列の儀」や民間主催の「国民祭典」では、人々の祝意に涙を浮かべる場面もあった。医師団は着実な活動の積み重ねが自信につながり、人々の温かい声にも元気づけられていると分析。一方で、「回復途上で体調には波がある」との従来の見解を重ねて示し、国民への理解を呼び掛けた。 
[時事通信社]

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