2019-12-07 13:33社会

「16年から複数回盗む」=消去委託元社員、繰り返し出品か―神奈川県庁HDD流出

 神奈川県庁のハードディスク(HDD)が不正に持ち出されてインターネットオークションで転売された問題で、別のHDDを盗んだとして警視庁に逮捕されたデータ消去会社の元社員の男が「2016年3月ごろから複数回にわたり盗んだ」と供述していることが7日、同庁への取材で分かった。
 「一部はネットで出品した」とも話しており、警視庁はデータ消去前のHDDを持ち出してはネットで転売していたとみて、詳しい動機を調べている。男は県庁のHDD持ち出しも認める供述をしている。
 男は情報機器再利用会社「ブロードリンク」(東京都中央区)元社員の高橋雄一容疑者(50)=6日付で懲戒解雇=。今月3日午前6時40分ごろ、ブロード社のデータ消去室に保管されていたHDD12台(計2万4000円相当)を盗んだとして、窃盗容疑で6日に逮捕された。
 警視庁やブロード社によると、同社が外部からの通報を受け、所持品などを調べる抜き打ち検査を実施したところ、HDD12個が見つかった。高橋容疑者は「オークションで売ろうと思った」と供述している。これらのHDDがどの団体のものかは判明していないという。
 高橋容疑者は神奈川県庁の行政文書の管理に用いるサーバーのHDD18個を、復元不可能にする処理の前に持ち出したとされる。いずれもネットオークションで転売され、うち9個は既に回収されたが、残りは所在不明となっている。 
[時事通信社]

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