2019-12-04 08:00地域

古里にバーチャル遠足 福島県双葉町

 東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く福島県双葉町の町立双葉南・北小学校で、ドローンや最先端の通信技術を活用し、町の様子を映像で観賞する「バーチャルふるさと遠足」が行われた。子どもたちは、立ち入ることのできない古里の景色を身を乗り出して見詰め、現地で働く人との会話を楽しんだ。
 両校は2014年から、避難先の同県いわき市内の仮設校舎で授業を行っており、この日は児童33人が参加。ドローンからの空撮や、南小の泉田純校長が双葉町から中継で様子を伝え、歓声が上がった。震災当時3歳だったという6年生の横田蒼空さん(12)は「復興が進んでいる現状が分かり、良かった」と笑顔を見せた。
 授業は双葉町のまちづくり会社「ふたばプロジェクト」やNTTドコモ、凸版印刷が企画。NTTドコモの担当者は「離れた場所からでも臨場感ある映像で楽しんでもらい、町のことを伝えられたのでは」と話した。
 同町は20年3月に一部区域の避難指示解除を目指している。【もぎたて便】

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