2019-11-28 08:00地域

武家屋敷味わえる宿泊施設開業へ 秋田県仙北市

 「武家屋敷が味わえる」をコンセプトに古民家の蔵3棟を改装した宿泊施設「和のゐ 角館」が2020年3月、秋田県仙北市角館町に開業する。同市と田沢湖・角館観光協会、JR東日本秋田支社のまちづくりに関する連携協定に基づき、同支社が整備し、グループ会社が運営する。市は施設のオープンを追い風に、町歩きが楽しめる滞在型観光を拡大していきたい考えだ。
 同支社は、市が所有する武家屋敷「あきた角館西宮家」の蔵2棟を有償で借り、江戸時代末期に建てられた民間所有の蔵1棟を取得した。施設は、それぞれの蔵の歴史や利用背景に合わせて異なるテーマを設定している。
 具体的には、▽武士の文化や暮らしに触れられる「西宮家武士蔵」▽漬物にまつわる道具をあしらった空間デザインや食体験を提供する「西宮家ガッコ蔵」▽反物などをインテリアに使い、室内で自由に着物を羽織ることができる「反物蔵」―と特色を生かした造りとなっている。
 角館エリアは、年間500万人以上の来客を誇る県内有数の観光名所。ただ、旅館やホテルが少なく、宿泊者数は年間50万人程度にとどまっている。市は同エリアを拠点にして周辺の体験型観光スポットにも足を運んでもらえるよう、今後も同支社や観光協会などと連携を深める。【もぎたて便】

最新ニュース

写真特集

最新動画