事件現場の住宅取り壊し打診=世田谷一家殺害の遺族に―警視庁
東京都世田谷区で2000年12月、会社員宮沢みきおさん=当時(44)=一家4人が殺害された事件で、警視庁が現場住宅の取り壊しを遺族側に打診していたことが15日、捜査関係者への取材で分かった。証拠収集の作業は終わっており、同庁は今後の捜査に影響はないと判断した。
事件は00年12月30日深夜ごろに起きた。今年12月で発生から19年を迎えるが、犯人は逃走中で、住宅は証拠保全のため当時のままの状態で残されてきた。
捜査関係者によると、同庁は現場に残された犯人の血痕や遺留品など証拠物の収集を終え、3D動画で住宅内の様子を記録。現場を保存する必要性がなくなったとして、今年3月ごろに遺族側へ取り壊しを打診したという。
住宅は築約30年で、外壁の亀裂や屋内の雨漏りなど老朽化が進行している。台風や地震の際に倒壊して、隣接する公園の利用者に被害が及ぶ恐れもあり、同庁は14年から防護ネットを設置し倒壊を防ぐ措置を取っている。
[時事通信社]
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