2019-11-12 08:00地域

白イチゴの名前は「ミルキーベリー」=栃木県

 栃木県は、いちご研究所が開発し、品種登録を出願していた白いイチゴの新品種「栃木iW1号」の名前を「ミルキーベリー」に決めた。ミルクのような白さや、まろやかな食感と甘さを表現している。
 県はイチゴ収穫量が51年連続日本一。「いちご王国」の新たなラインアップに加えようと2012年から白いイチゴの開発に着手し、苗の選抜を繰り返すなど試行錯誤を続け、18年に品種登録出願にこぎ着けた。
 白、桃、黄など赤色でないイチゴは民間が計10種ほど開発しているが、ミルキーベリーは県産イチゴ「とちおとめ」より大きさ、収量が上回り、糖度も赤いイチゴと比べて遜色ない。研究所の担当者は「白色を安定して出すのに苦労したが、珍しさだけでなく品質も経済性も高いものができた」と胸を張る。
 ミルキーベリーは12月下旬ごろから、県内の農産物直売所や観光いちご園で販売する。今後、苗の生産を拡大し、輸送への耐久性などを確認してから県内外のスーパーなどに展開したい考えだ。
 名前は18年1月末から3週間程度公募し、3155点の応募があった。「ゆきおとめ」「ホワイトプリンセス」といった候補もあったが、贈答用として人気の高い県産イチゴ「スカイベリー」とのセット販売も想定しており、名前の相性の良さも加味した。経営技術課の担当者は「紅白のイチゴを合わせて、めでたい贈り物として売り出していきたい」と話している。【もぎたて便】

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